2012年12月16日

英国羊に思いを馳せて

今日はしましまセーターで。

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白のシャツに暖色系しましまのシェットランドセーターを着ました。
ボトムはボーイフレンドデニム。
今日はロールアップして茶色のショートブーツと合わせました。
コートは白のダッフルコートにしました。

今日のセーターとダッフルコートは英国製。
ツイードとかコーデュロイとかも含めて、重衣料に強いと言えば英国、という気がします。
そもそも発祥があちらなので、当然と言えば当然なのですが。

先日、ニットを少し見て歩いたのですが、ウール100%のハイゲージじゃないニットが見つからなーい。
見て歩いたお店が悪かったのか、みんな化繊が入っているのです。
化繊が入っていると静電気が起きやすくなるので、この時期化繊はなるべく避けたいのにな。


そうそう、ウールと言えば羊の毛刈りですが、以前NHKの番組でバイオロジカル・ウール・ハーベスティングという画期的な毛刈り(?)方法を紹介していたんです。
羊が、セーター脱ぐみたいにスポンって羊毛を脱ぐんですよ!(もちろん脱がせているのは人間だけど)

あらかじめ羊に、日本のおしょうゆメーカーが開発したという特殊なタンパク質を注射して(羊体に悪い影響はない)、体にネットを被せておくんです。
そして数週間後にそのネットをめくると、なんとスポーンと羊毛が取れてしまうという。
その映像があまりに衝撃的で大爆笑してしまいました。

なんでも、そのタンパク質を羊に注射すると、羊毛の成長が一時的に止まり、羊毛に切れ目が入るのだそう。
数週間後その切れ目が皮膚表面にまで押し出されてくるタイミングでネットをめくると、バリカンで刈ること無しに、手で羊毛を収穫することができるのだそうです。
バリカンで刈る労力も軽減できるし、バリカンで刈ることによって羊に傷がつく心配もいらず、拘束時間も短いので、人にとっても羊にとっても負担が少ない画期的な方法なんですって。

開発された上皮細胞成長因子と呼ばれるタンパク質の毛包退縮作用を応用した技術ですが、その作用と羊毛を結びつけるというその発想に感嘆しました。
そういうラテラルシンキング的思考が出来るようになりたいものです。

シャツ:ブリック
セーター:ブリック
デニム:ANTGAUGE
コート:Brompton
ブーツ:HOSONO
バッグ:ブリック

最高気温:13℃ 最低気温:3℃
晴れ


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